毎年、村上春樹がノーベル賞で盛り上がる。

僕は村上春樹の読者である。ただ、彼の作品全部は読んではいない。そこそこのファンである。毎年ノーベル文学賞の時期が近づくと話題になる。ただ、メディアが過剰に反応しすぎなのかもしれない。と思うときもある。確かに村上春樹は初期の頃から、一風変わった作風で、作品を出すごとに評価を上げていった作家であると思う。今まで、ノーベル文学賞を得たのは、川端康成と大江健三郎だ。どちらとも東大出身で、いまままで私学の大学を通った人で、候補になった人はいても、実際ノーベル賞を得たことはない。と思う。

村上春樹がもし東大生だったら、ノーベル賞を取っていたかもしれない。それくらい学歴の壁があると思う。去年はボブ・ディランだった。その時はミュージシャンが文学賞に選ばれることもあるんだ。と驚いた。U2のボノも、ノーベル賞を取るのではないかという噂がある。今後ボブ・ディランのようなミュージシャンが選ばれる対象になるとしたら、ちょっと戸惑ってしまうだろう。あくまで作家、詩人に限ってほしいものである。確かに、人気作家は村上春樹だけでなないし、国際的な評価を得ている作家は、村上春樹のほかにもたくさんいる。でも、今年も、毎年の恒例といった感じで、村上春樹が。と盛り上がっている。どうしたものか。結果は神のみぞ知るかもしれない。